御在所前尾根(積雪期)

御在所前尾根(積雪期)

日程 2021年2月18日

山域 鈴鹿

メンバー 会員1 会員外1

07:30 駐車地点
07:45 裏道登山口
09:30 前尾根P7
15:45 前尾根P4
17:15 前尾根P7
18:00 裏道登山口
18:15 駐車地点

アイゼントレーニングを兼ねた積雪期前尾根への挑戦。
結果はP4までで時間切れ敗退。

ゲート手前に車を停めて、歩いて15分で裏道登山口。
車道に積雪はなく、気温はマイナス4度程度。

登山道に入ってからもうっすら雪がある程度でラッセルは皆無。



前尾根のP7には雪がついているものの、全く下部は埋まっていなかった。



P7の1ピッチ目は、夏のように快適にとはいかなかったが、プロテクションは問題なくとれ、精神的プレッシャーは小さかった。


2ピッチ目はハンガーボルト2本でランニングが取れるが、短いながら1ピッチ目より難しく感じた。



続いてP6。
P7も楽勝ではなかったが、P6もなかなか難しかった。

アイゼンの爪の先端3~5mm程度のスタンスを連続で踏まされた。




P6終了時点でなかなかの疲労感。そして時間経過。
ここで大きく補給をして、P5へ。
P5へ向かう途中の2mほどの岩のマントルがやけにいやらしく感じた。


P5はP7やP6に比べると易しい。
快適に高度を稼げた。

時間がおしているので、P5の終了点でピッチを切らずに、P4の取り付きまで60mいっぱいにロープをのばした。



時間的にP4終了点が、限界と判断。
P4終了点到達後は撤退することに。

アイゼンでの岩登りは初めてのIさん。
ここまで付き合っていただきありがたい。
P4ビレイ点での笑顔に疲労が見え隠れする。

P5同様P4のこのピッチも、下部P6・P7に比べれば易しい。
P4終了点は、山らしい雪混じりの強風。


P4終了点からのP3とP2櫓。

心惜しいが撤退。
P6終了点までは、懸垂下降にて登路を撤退。
P6終了点からは灌木を支点に北谷側へ懸垂下降。
P7取り付きへとのびるバンドを拾えた。

御在所の氷は気温変化でなかなか適期をつかむのは難しいが、岩は積雪の量さえ異なれど、登れないことはないので、また挑戦しようと思う。