耳川支流横谷川、甲森谷

もう9月も中旬というのに岐阜は最高気温35度を超え熱中症情報が出る始末。涼と癒しを求めて福井美浜町の沢に行ってきました。カツラの巨木の森として有名な甲森谷です。大きな滝など全くなくのんびりとした沢歩き入門編でした。

日 程:2024年9月18日(水)
参加者:会員2名

道沿いの空き地に車を停め、しばらく林道を歩いた後、入渓しました。こんなまったりした沢歩きが続きます。
小滝があれば果敢に直登を試みるNさん。
ゴルジュのへつりも腰まで浸かっての遡行もなんのその。
落ち込みがあれば魚影を探すK。禁漁となる10月も近づき、ほとんどの魚は釣られてしまったようです。
鮮やかな緑、豊かな水、美味しく涼しい空気の中を歩いていると、暑い暑い岐阜のことは忘れて思わず笑みがこぼれます。
甲森谷に入ってしばらくすると徐々に巨木が増えてきします。樹種はほとんどがカツラのようです。
窯跡も目立つようになりました。鈴鹿などに比べるとまだしっかりした石組みが残っているので、比較的最近まで炭焼きをしていたのでしょうね。
窯跡の後ろにあるカツラの木は小さく見えますが、それでも直径3mはあろうかという巨木です。このカツラは何本もの小さな木が合わさって大きな木になっていました。
カツラの巨木が林立する甲森谷中流域。こんなところでボーッとしていると時間を忘れてしまいます。動物もこの雰囲気が好きなのでしょうか? 多くのシカと2匹のウリ坊が挨拶にやってきました(笑)
 
動物だけでなく昆虫もくつろいでいます。給水にやってきたミヤマカラスアゲハ。
 
また今度、一晩過ごしにやって来たいと思いました。

おしまい🎵