残雪の前穂高岳(ダイレクトルンゼ)

日 時:2023年4月30日〜5月1日
山 域:北アルプス 前穂高岳
参加者:会員2名

■コースタイム
 4月30日(日)雨のち曇り
 あかんだな駐車場        12:20
 上高地バスセンター       13:00
 岳沢小屋            15:30(テント泊)

 5月1日(月)晴れ
 岳沢小屋             5:50
 奥明神沢・ダイレクトルンゼ入口  7:20
 前穂高岳             9:30
 岳沢小屋            12:00(食事・テント撤収)
 上高地バスセンター       14:20
 あかんだな駐車場        15:00

■山行内容
 

~4月30日~

 前穂高岳のバリルートとして知られるダイレクトルンゼからの登頂を計画した。週間予報では両日とも雨だったが、前々日になり、30日の午後から天気が回復する予報となり決行した。昼頃まで雨だったこともあり、あかんだな駐車場はガラガラ。上高地に入っても人影は疎らで、水量を増した梓川が出迎えてくれた。

河童橋にて
岳沢小屋に到着。この日のテントはたったの3張。例年より雪が少ない。
岳沢小屋で生ビールを頂いたあと、テントに戻って夕食。この日のメニューは、Sさんに教わったぺミカンカレー。

~5月1日~

 出発時間を予定より少し遅らせて出発。アイゼンは良く効くが、かなりの急斜面が延々と続く。

ダブルアックスで準備万端。
奥明神沢は日当たりが悪い。振り向くと乗鞍岳・焼岳が朝日に照らされていた。
奥明神沢は前日のものと思われる落石やデブリだらけ。
アイゼンは良く効き、快適に高度をあげていく。トレースは残っていたり、消えていたり。
ダイレクトルンゼの通称「ノド」は思ったより雪が切れていて、5メートルほどの岩登り。年末年始のアイゼントレーニングが役立った。
あと少しで山頂。雲一つない快晴!
無事に登頂。少し長めに休んで雪が緩むのを待った。
前穂北尾根。いずれ登ってみたい。
急な箇所はバックステップも交えて慎重に下りました。
あと少しで岳沢小屋。下ってきた奥明神沢を振り返る。
今日の岳沢小屋は、賑わっていた。小屋で昼食を済ませ、テントを撤収して下山開始。
上高地まで下りると、多くの観光客で賑わっていた。昨日とは大違い!
さよなら、穂高!

下山後は「ひらゆの森」で汗を洗い流して帰った。
今日も楽しい山をありがとう。

おしまい♪