姉岩・妹岩・母岩(小川山)(フリークライミング)

姉岩・妹岩・母岩(小川山)(フリークライミング)

日程 2021年10月9,10日

山域 奥秩父

メンバー 会員3名、会員外1名

1日目は姉岩方面へ。
易しいルートが多く、人も少ない岩場だった。

アップはセンター試験5.8

トップバッターはTさん。

トップロープでトライのAさん。

私とMさんも、フラッシュトライで続く。


次は左隣にあった卒業試験5.10b
トップバッターは私。

このあたりが核心??

ルート取りがわかりにくかったが、無事オンサイト。
他のみんなはトップロープ。




次は限定解除5.10dで大いに盛り上がる。
実質2ピン目まで行けば終了。

皆苦戦し、2ピン目に到達できず。
十分にその様子を見させていただいた私は、フラッシュすることが出来た。

スラブ直上で5.11bとのことだが、直上以外の登り方がわからない…

右手の手に足まではできるMさん。

もう少し右に入られれば、完登できそうだった。


同じ姉岩で場所を移し、た・タンか5.10a。
トライする私。

ムーブやルート取りにいろいろ迷い、オンサイト成功ながら苦しんだ。
その様子を見ていた皆はトップロープトライになってしまった…
2ピン目付近はどうもレイバックが正解だようだ。


yamashi 5.10b

難なくオンサイトできた。
わかりやすい。
お買い得だ。

Mさんも難なくフラッシュ。

Tさんもフラッシュ。

Aさんもトップロープながら、ノーテンで抜けられた。



うさぎと踊る女 5.10a
Aさんのリードトライ。

惜しくもこの先に進めず。
ナイスチャレンジでした。

Tさんが上部からつなげて抜けた。

先ほどのyamashiに比べると、ルート取りがわかりづらく登りにくかった。



ojos asi(eyes like yours)5.11b
なんか洋楽の名前のようなルート

無事オンサイトできました。
1ポイントで登りやすかった。楽勝ではなかったですが…



昼過ぎ、気分転換に場所を変え、妹岩へ。

人気の初級クラックルートたちも、この時間なら待ち時間なし。

龍の子太郎1P目 5.9

無事オンサイトだった私だが、少しクラックがワイドになるところは苦労した。

Tさん、果敢にリードを挑んだが、慣れないNPのリードに、数回カムを使ってA0。



愛情物語 5.8

簡単だけどきつかった。
この日の私の9本目のルート。
もう足が痛くて、果敢にフットジャムが出来ない…

愛情物語をリードするTさん。
こっちのルートはA0することなくフラッシュ。

だいぶと日も陰ってきました。


人気の「カサブランカ」。5.10a

序盤からフットジャムするたびに走る激しい痛みに耐え、オンサイト成功。
よい10本目の締めとすることが出来た。

予想以上に長いルートだったが、下部はズラッシングでプロテクションを節約。
カム1セットと#1,#2を1本ずつで、ギリやりくりできた。

トップロープでプロテクションのセットさえなければ、すいすいと登っていくTさん。




カサブランカを終え、荷物を締まったころには、もう薄暗い。
ヘッデンで渡渉は避けたいので、急いで下るが、妹岩、なかなか高いところにあったのね。
西俣沢まで時間かかりました。



夜は、私史上、最も道具のそろったオートキャンプ。

寒い夜は、簡単、早い、うまい、あったまる鍋に限る。




2日目は母岩へ。

Aさん、Tさんは命の母5.5でアップ。
その後「タジスラ」5.9へ。

リードするTさん。
一度、ヌンチャクをつかんでしまい、やり直し。
難なくレッドポイント。


その後TさんとAさんは隣の「サドン・ストーリー」5.10aへ。

Tさんは華麗に「手に足」をきめ、先ほどのタジスラよりもスムーズにオンサイト。



私とMさんは、バンピー5.10bでアップ。

私はオンサイトできたが、途中ルート取り迷子になってしまい、楽ではなかった。

Mさんのあと、登るTさん。
トップロープかつ核心逃げ気味のルート取りであったが、ノーテントップアウト。



私の次の課題は、「悪妻賢母」5.10d NP+B

母岩には2年前のGWに来た当時はNPを使ったリードはほとんど経験なく、そういったルートは避けていた。
多少なりともクラッククライミングに触れ、今回ようやくこういうルートにトライするスタートラインに立てた気がした。

結論としては全くクラック要素のないルート。
ランナウトしないためにプロテクションが必要だった。無事オンサイト。


TさんとAさんはエイトマン(2P)のマルチへ。


聞くとこによると、非常に快適で終了点からの眺めもよく、最高だったそうな。



私はMさんに付き合ってもらい2年前のGW以来の宿題回収へ。
抱きしめたい 5.11c

写真2枚目の左手カチ取りが核心で、2年前は触れることが出来なかった。
1時間強のハングドッグの末、可能性のあるムーブを見出し、2便目で2年越しの宿題を片付けることが出来た。
少しは成長しているようだ。



小川山での2日間はあっという間。
やはり3日間以上の長期滞在を経験してみたい。