中御所谷(沢登り)

中御所谷(沢登り)

日程 2021年8月7日

山域 中央アルプス

メンバー 会員1、会員外1

06:15 しらび平駅発
06:30 日暮れの滝
06:45 CS15m滝
07:40 宝剣の滝
08:15 CS8m滝
09:20 左岸から滝の入る15m滝
10:00 Co2270m二俣
10:15 右岸逆くの字状15m滝
11:15 Co2600m登山道着
11:45 Co2600m登山道発
12:30 宝剣岳
13:00 千畳敷駅着

通過ルート

続発した台風の影響で天候が読み切れず。
泊まりの沢から急きょ、ロープウェイ下の秀渓へ。


しらび平駅駅の裏の遊歩道をたどりすぐ入渓。
少し歩けば日暮の滝。

このあたりのテラス上からリッジのラインを1ピッチ。
体も温まっていないため、念のためロープを出した。
リードは私。簡単。

そのすぐ上にも8m程の滝。

右壁で処理。


こえたらすぐにCS15m。
滝の裏から右壁を登れないか相談したが、右上のラインが難しそうだと判断。

おとなしく(?)、左岸岩壁から。
リードはSさん。
左側リッジを経て、ブッシュへ。

フォローの私。ブッシュ部分が気持ち悪い。


どんどん滝が出てくるが、どんどんフリーで突破。

途中にあった宝剣の滝

左岸を左上しながら滝身の方へ。
フリーで快適に登る。

まだ簡単な滝登りが続く。
ゴーロ歩きはほとんどない。

ここまで調子よく登り、いいペースで歩けた。


CS8m滝が見えてきた。

滝すぐ右の傾斜のあるクラックで登り、滝上へ向かうバンドにのる作戦。

私がリード。
カムでしっかりプロテクションが取れる。
思い切って高めのフットジャムを決めた。


ここを過ぎてしばらくはまた快適に登れるゾーン。

途中1か所、巻いた滝があったが写真を撮りそびれた。


そしてこの滝の巻きは大きく巻かされ、かなりの数の滝をまとめて巻くことに。
右岸でひたすら巻いた。

大高巻きからやっと沢に戻れたかと思ったが…


左岸から滝の入る15m滝。

左岸からの滝を使って抜けようか協議したが、左岸滝の落ち口が判断がつかないということで見送り。
再び右岸の高巻きへ。

沢にもどってすぐにCo2270mの二俣。
ここまでガンガン登れる序盤、巻きに巻いた中盤といった感じ。

二俣を右へ。
すぐの滝はクラックにで処理。

その上の右岸逆くの字状15m滝。

2人ともフリーで抜けたが、逆くの字状の岩にフィンガークラックが走っている。
ロープを出して、プロテクションを取りながらの方が楽しめるかも。


ここを抜ければ難所はなかった。
どこまでも滝で高度を稼ぐ。
効率よく高度が上がるため、しんどい。

そして突如、遡行終了に至る。
終盤も序盤と同じくガンガン登れる系だった。

天気もいいので、宝剣岳に寄ってから下山。