和田川支流奥山谷(沢登り)
和田川支流奥山谷(沢登り)
日程 2019年5月18日
山域 南紀
メンバー 会員2名
07:30 駐車地点
08:30 入渓点
09:00 成地谷出合
09:45 Co460m二俣
10:15 Co510m支谷出合
10:45 支谷Co700m付近
11:00 Co510m支谷出合
11:15 甚五郎滝下
13:45 甚五郎滝上
15:00 Co800m二俣
15:30 登山道
16:15 足郷山
16:45 登山口
18:30 駐車地点
林道ホイホイ坂線は奥山谷出合から通行止め。
車を通行止め地点に駐車し、入渓予定地点へ長い歩きが始まる。
歩き続けると林道は崩落。
奥に架かる橋が入渓予定地点。
結果、1時間のアプローチと予定より少し手前からの入渓となった。
もうすぐ橋の下というところで、立派な滝。
右岸から簡単に巻き、落ち口を失敗しないようにまたぐ。
しばらくは登れる滝と、ぬるぬるするナメの連続。
快適に歩を進めていたのだが…
薄暗いゴルジュに差し掛かる。
ふとコンパスを見ると進行方向は真北に近かった。
この時、遡行している谷が間違いだと気づく。
高度は約700m。
地形図を見ると200mも無駄に登ってしまったようだ。
元の谷に戻り遡行を続ける。1時間近くのロスだ。
ほどなくして核心の甚五郎滝が現れた。
右岸ルンゼから高巻くのが定石。
でも、左岸の壁が切れたところが登れるかもと思いトライ。
結果、灌木のランナウトと強傾斜の岩壁により敗退。
トポどおり右岸に進路をとろうかと思ったが、左岸にもなんか登れそうなルンゼがある。
手を出してみるとこちらも手強い。
結局、ルンゼ部分を詰め切る格好となった。
ルンゼ最後の岩壁の立ったリッジと灌木をつなげるルートは、岩も部分的にもろく、高さもあり、かなり緊張した。
甚五郎滝の上から難所はなし。
出てくる滝やゴーロを消化し、登山道へ。
8か月ぶりの沢歩きで、ピークに立ったころには疲労困憊。
登山口までの下りと車道歩きは2時間強。
重すぎるデザートだった。
少しは体力戻ったかも。