易老沢左俣(沢登り)

易老沢左俣(沢登り)

日程 2017年8月19~20日

山域 南アルプス

メンバー 会員3名

8月19日
05:30 易老渡
05:50 入渓
06:45 左俣出合
12:40 Co1750m二俣
14:00 Co1900m二俣
14:20 Co2000m泊地

8月20日
07:30 Co2000m泊地
08:15 稜線(登山道)
09:50 イザルガ岳
10:20 光小屋
10:45 光岳
12:40 易老岳
15:00 易老渡

南アルプス遠征第二弾!!
前日のゲリラ豪雨様の仕業により、まさかの瑞浪IC~恵那IC間の通行止め。
アクセスが予定していたよりも2時間かかってしまった。

8月19日
前日のゲリラ豪雨がこの地方を襲うことはなかったそうだが、台風5号の影響が残る遠山川周辺。
易老沢も若干の増水。
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難しくはない渡渉を繰り返し取水堰堤へ。
易老渡からここまで、踏み跡が続くらしいが、見つけられず。
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水量は多いものの、問題なく左俣出合へ。
進路を左俣にとり、進む
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沢は序盤からなかなかの傾斜でどんどん高度が上がっていく。
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現れた30~40mクラスの滝。
勿論登れず、左岸を巻く。
ここが本山行の核心部。
悪い足場や露出感のあるモンキークライムにドキドキ、ハラハラ。
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沢に復帰。
しばらくは沢筋をトレースできるかと思われたが…
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すぐに30mほどの滝。
またまた高巻き。
今度は右岸。
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標高は稼いだのに、水の勢いが落ちない。
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また、高巻き…
右岸のルンゼを利用。
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「奥美濃か!」という具合の倒木。
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倒木がかかる小滝。
水と真正面から戦うのに逃げて、右岸を巻き気味に。
冷たくはないが、このルートも快適にあらず。
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Co1750mの二俣。
ここにテント場があるといって探す。
草地の中に発見するが、思ったより快適そうではない。
時間も早いので遡行を続けることに。

Co1750mの二俣からは、水の勢いが落ち、足場がぬめる。
そして倒木のうるさい遡行が続く。
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トリカブトが咲き乱れる。
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小さい滝場が連続。
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高くはないが登るラインが見いだせない滝に遭遇し、左岸に逃げる。
途中、懸垂下降1回で沢床に戻れる位置に来るが、面倒くさくなる。
Co1900m二俣手前にあるゴルジュ帯をまとめて高巻き。
ちょっともったいなかったか…

Co1900m二俣に到着。時間は14時。
草ぼうぼうで、平地はおろか、乾いている場所がない。
ここでは泊まれない…
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歩くこと30分。
Co2000m付近の左岸になんとか平地を見出す。
試しに携帯電話の電源を入れてみたらソフトバンクの電波圏内で驚き。
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8月20日
久々に雨にも降られず、快適な朝だが寒い。
早々に火をおこす。
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水がやけに冷たい。
雪でもあるのかと思っていたが、理由は湧き水であることが判明。
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出発して1時間足らずで稜線。
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光岳へは絶景を見ながらの稜線歩きと勝手に思っていたが、割とよくある樹林帯歩き。
途中、イザルガ岳に寄り道。
雨は降らないが、いつも通りの360度真っ白な景色。
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光小屋周辺は木道が整備されていた。
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ハイカーさんたちの記念撮影待ちをして、こちらも記念撮影。
光岳、再び来ることあるだろうか…
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易老岳を目指し、易老渡へ下山。
易老途への急な下りは、なかなかの負荷でした。
このルートをピストンされるハイカーさんの精神力に感服しながら、易老渡に到着。
南アルプス遠征第2弾も無事に成功。
展望は相変わらずでしたが、楽しい山行だった。